社搦(読み)しやからみ

日本歴史地名大系 「社搦」の解説

社搦
しやからみ

[現在地名]芦刈町大字道免字社搦

現芦刈町の東南端、さかい川と六角ろつかく川の河口にあたる位置にある。五六ヘクタールの干拓地で、慶応元年(一八六五)、小城藩主鍋島直虎の築立に始まる。明治初年、旧小城藩の下級士族が経営に着手し、授産社搦じゆさんしやからみと称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android