礼儀・礼義（読み）れいぎ

精選版 日本国語大辞典

れい‐ぎ【礼儀・礼義】

〘名〙

① 敬礼・謹慎を表わす作法。「礼」はその大なるもの、「儀」は小なるものをいう。社会のきまりにあった、交際上の動作や作法。挨拶のしかた。また、それを行なうこと。

※続日本紀‐天平宝字四年（760）九月癸卯「新羅既無_二言信_一、又闕_二礼義_一」

※平家（１３Ｃ前）一「皆二十より内のわか者どもなり、礼儀骨法弁へたる者一人もなし」 〔詩経‐小雅・楚茨〕

② 謝礼。報酬。

※六角氏式目（1567）四〇条「同不_レ立_二御用_一竹木、為_二奉行_一注置、以_二礼儀_一閣_レ之族、可_レ被_レ加_二御成敗_一事」

出典　精選版 日本国語大辞典