磨墨(読み)するすみ

世界大百科事典(旧版)内の磨墨の言及

【ウマ(馬)】より

…黄褐色の馬は〈かわらけ〉といって金沢藩はこれを飼うと怪異があるとしてきらった。古来の名馬には青黒色のものがあったらしく,代表的なものに池月(いけづき),磨墨(するすみ)がかぞえられる。これは《平家物語》の宇治川の先陣争いの話などから著名になったらしいが,現在でもこの種の名馬の出生地という伝説が石に残る馬蹄の跡(馬蹄石)などを証拠として語られている土地が各所にある。…

※「磨墨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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