磊磊(読み)ライライ

デジタル大辞泉 「磊磊」の意味・読み・例文・類語

らい‐らい【××磊】

[ト・タル][文][形動タリ]
多くの石が積み重なっているさま。「磊磊たる石塊
水底砂礫されき―たり」〈久米邦武米欧回覧実記
心が大きく、小事にこだわらないさま。磊落らいらく。「磊磊とした人物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「磊磊」の意味・読み・例文・類語

らい‐らい【磊磊・

〘形動タリ〙
① 石が多く積み重なって集まっているさま。
読本・双蝶記(1813)六「(ライライ)たる蛭牙山の奥ふかく、玉石奇石交はりて」 〔楚辞九歌山鬼
② 心が広く、小事にこだわらないさま。磊落。〔柳宗元‐与韓愈論史官書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「磊磊」の読み・字形・画数・意味

【磊磊】らいらい

磊落。

字通「磊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android