磁界こう配ドリフト(読み)じかいこうばいどりふと

世界大百科事典(旧版)内の磁界こう配ドリフトの言及

【プラズマ】より

…一般に磁力線を横切る荷電粒子の運動はドリフト運動(移動)と呼ばれるが,上の例ではそれが磁界と直交する電界によって起こるため,とくに〈E×Bドリフト〉と呼ばれている。ドリフト運動の他の例として〈磁界こう配ドリフト〉がある。いま,磁界が空間的に不均一であり,図3のように右側にいくほど磁界が大きくなるとすると,荷電粒子の旋回軌道の曲率は左右で異なり,左側のほうが大きく,結果として正負電荷は互いに逆方向にドリフト運動を起こす。…

※「磁界こう配ドリフト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android