磁器コンデンサー(読み)ジキコンデンサー

デジタル大辞泉 「磁器コンデンサー」の意味・読み・例文・類語

じき‐コンデンサー【磁器コンデンサー】

酸化チタンチタン酸バリウムなどの鉱物質に、金属を焼き付けたセラミック誘電体としたコンデンサー高周波回路・高圧回路に使用セラミックコンデンサー

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精選版 日本国語大辞典 「磁器コンデンサー」の意味・読み・例文・類語

じき‐コンデンサー【磁器コンデンサー】

〘名〙 (コンデンサーはcondenser) 酸化チタンやチタン酸バリウムなどの焼物を誘電体として用いたコンデンサー。小形で、高周波回路や高電圧回路に用いられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「磁器コンデンサー」の意味・わかりやすい解説

磁器コンデンサー
じきこんでんさー

セラミックコンデンサー

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世界大百科事典(旧版)内の磁器コンデンサーの言及

【コンデンサー】より

…各種プラスチックフィルムコンデンサーには誘電体としてプラスチックフィルムが,電極に金属箔あるいは蒸着した金属層が用いられ,損失の少ないものが多い。セラミックコンデンサー(磁器コンデンサー)は誘電体として誘電率の値が数十~数千のセラミックススを利用したもので,その特性は,二酸化チタンTiO2,チタン酸バリウムBaTiO3などの成分に依存する。対向面に電極をもつ円板や円筒形セラミックスのものと,薄いセラミックスと電極を交互に積み重ねたものとがある。…

※「磁器コンデンサー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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