碧空(読み)ヘキクウ(英語表記)Blauer Himmel

デジタル大辞泉 「碧空」の意味・読み・例文・類語

へき‐くう【×碧空】

青く晴れた空。青空碧天

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精選版 日本国語大辞典 「碧空」の意味・読み・例文・類語

へき‐くう【碧空】

〘名〙 晴れわたった空。あおぞら。碧天。碧虚碧霄(へきしょう)
懐風藻(751)春日侍宴〈采女比良夫〉「淑景蒼天麗、嘉気碧空陳」 〔李白黄鶴楼孟浩然広陵詩〕

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普及版 字通 「碧空」の読み・字形・画数・意味

【碧空】へきくう

青ぞら。唐・李白〔黄鶴楼に孟浩然の広陵に之(ゆ)くを送る〕詩 影、碧に盡く 惟(た)だ見る、長江天際るるを

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「碧空」の意味・わかりやすい解説

碧空
あおぞら
Blauer Himmel

ドイツでつくられたコンチネンタルタンゴ作曲はヨゼフ・リクスナー。日本に紹介されたのは1937年(昭和12)で、ハンガリー生まれのバイオリン奏者バルナバス・フォン・ゲッツイ楽団のレコードで大ヒットした。晴れ渡った空を描写した明るいメロディをもち、戦争の不安におびえる人心に大きな慰めを与えた名曲である。

[永田文夫]

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