碁石小灰蝶(読み)ごいししじみ

精選版 日本国語大辞典 「碁石小灰蝶」の意味・読み・例文・類語

ごいし‐しじみ【碁石小灰蝶】

〘名〙 シジミチョウ科のチョウ。はねの開張二・五センチメートル内外。表は黒褐色で、裏は白色の地に多数の黒紋が並ぶ。五月から晩秋まで数回発生し、やや薄暗い林の中やその周辺に見られる。幼虫は純肉食性でタケ・ササ類につくタケノアブラムシを食べ、老熟幼虫で越冬する。日本各地及び東南アジアに局地的に分布する。しもふりしじみ。

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デジタル大辞泉 「碁石小灰蝶」の意味・読み・例文・類語

ごいし‐しじみ【碁石小蝶】

シジミチョウ科の昆虫はね表面は黒褐色、裏面白地黒色斑紋が散在する。笹につくアブラムシの分泌する甘い汁を吸う。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「碁石小灰蝶」の解説

碁石小灰蝶 (ゴイシシジミ)

学名Taraka hamada
動物。シジミチョウ科のチョウ

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