硯の海(読み)スズリノウミ

デジタル大辞泉 「硯の海」の意味・読み・例文・類語

すずり‐の‐うみ【×硯の海】

硯で、墨汁をためておく、くぼんだ所。墨池ぼくち硯海けんかい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「硯の海」の意味・読み・例文・類語

すずり【硯】 の 海(うみ)

水や墨を貯えるために硯の一方にもうけられたくぼみ。硯池(けんち)墨池(ぼくち)
九州道の記(1587)五月一一日「もしほ草かく袂をぬらす哉硯の海の波のなごりに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android