硬球(読み)こうきゅう

精選版 日本国語大辞典 「硬球」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゅう カウキウ【硬球】

〘名〙 硬いたま。庭球卓球野球で国際的に採用されているボール。⇔軟球
(イ) 庭球では、厚いゴム‐ボールにフェルトをかぶせたもの。〔新らしい言葉字引(1918)〕
(ロ) 卓球では、セルロイドかプラスチック製の球体
(ハ) 野球では、ゴムかコルクの芯に糸などを巻き、馬皮牛皮で包んだもの。
※街道記‐「奥の細道」の杖の跡(1952)〈井伏鱒二〉「硬球の野球部は創設されないだらう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「硬球」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゅう〔カウキウ〕【硬球】

硬式テニス・卓球・野球などで用いるボール。軟球に比べて硬くて重い。テニスでは厚いゴムボールにフェルトを張ったもの、卓球ではつや消しセルロイド製、野球ではコルク芯に糸を巻いて革を張ったものなどがある。⇔軟球

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android