研立(読み)とぎたて

精選版 日本国語大辞典 「研立」の意味・読み・例文・類語

とぎ‐たて【研立】

〘名〙 (「たて」は接尾語) 研いだばかりであること。また、そのもの。
※俳諧・誹諧曾我(1699)兄「硎立の鎌の刄ためす柳哉〈峯雪〉」

とぎ‐た・てる【研立】

〘他タ下一〙 とぎた・つ 〘他タ下二〙 刃物などを研いで鋭くする。
※中華若木詩抄(1520頃)中「剣のとぎたてたが如くにてあるぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android