出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
北海道中央部の市。1958年市制。人口1万9056(2010)。石狩平野北部の石狩川と空知(そらち)川の合流点付近にあり,東半は夕張山地,西半は南流する石狩川沿いの低地を占める。地名はアイヌ語の〈オタシナイ(砂浜のある川)〉に由来するといわれる。1887年市来知(いちきしり)(現,三笠市)から旭川までの道路がつくられると,石狩川の舟運と結びついて交通の要地となった。特に石狩・空知炭田の開発が進むにつれて,商業や木材工業が発展し,急速に人口も増加した。第2次大戦後は肥料の国内需要の増加から東洋高圧(のち三井東圧化学。現,三井化学)が南部の豊沼に進出し,工業都市的色彩を強めた。近年は背後の炭田の閉山,化学肥料工業の不振などにより人口は減少の傾向にある。火力発電所および木材,コンクリートなどの工場もある。農業は水稲を中心にタマネギなどの栽培が行われる。石狩川沿いをJR函館本線,国道12号線,道央自動車道が並行して南北に縦貫する。
執筆者:奥平 忠志
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