砂土・沙土(読み)しゃど

精選版 日本国語大辞典 「砂土・沙土」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐ど【砂土・沙土】

〘名〙
① 砂が多量にまじっている土壌小石を含む砂で粘土分が一二・五八パーセント以下の土壌をいう。さど。
② 砂の多い土地。
※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編「天方の砂土(シャド)。亜非利加(アフリカ)の大砂漠の如き酷熱の国」

さ‐ど【砂土・沙土】

〘名〙 砂をたくさん含んだ土壌。特に、小石を含む砂で粘土分が一二・五八パーセント以下の土壌をいう。しゃど。
明六雑誌‐一九号(1874)秘密説〈西周〉「狗の尿する、沙土を踶って之を隠すか如し」 〔桂海虞衡志‐生金〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android