石龕(読み)セキガン

デジタル大辞泉 「石龕」の意味・読み・例文・類語

せき‐がん【石×龕】

石の塔。五輪塔多宝塔の類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「石龕」の意味・読み・例文・類語

せき‐がん【石龕】

〘名〙 石の塔。五輪塔・多宝塔の類。また、岩の崖などを掘って造った岩室
今昔(1120頃か)一一「然るに、石龕の内に籠て行ふ間に、忽(たちまち)に金の人現て云く」 〔戴叔倫‐遊少陵寺詩〕

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