石鏡(読み)いしかがみ

精選版 日本国語大辞典 「石鏡」の意味・読み・例文・類語

いし‐かがみ【石鏡】

〘名〙 つやつやした石の表面に影が映ること。
※叢書本謡曲・千引(室町末)「影はそれかや石鏡(いしかがみ)変はれる姿は恥づかしや」

せっ‐きょう セキキャウ【石鏡】

中国、江西省北部、廬山の崖にかかる丸い石。鏡のようによく物をうつすという。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「石鏡」の意味・わかりやすい解説

石鏡
いじか

三重県東部、鳥羽市(とばし)の一地区。志摩半島の北東端にある海女(あま)と漁師の人口約700の集落で、パールロードが通じるまでは平家落人(おちゅうど)伝説がある秘境の地であった。漁港があり、磯(いそ)釣りと新鮮な魚貝類を供する民宿による観光化が進み、ホテル保養所も多い。

[編集部]

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