石焼豆腐(読み)イシヤキドウフ

デジタル大辞泉 「石焼豆腐」の意味・読み・例文・類語

いしやき‐どうふ【石焼(き)豆腐】

もと、加熱した石で豆腐を焼いたところから》
鉄鍋てつなべに油を塗って焼いた豆腐。
焼き豆腐を出し汁で煮込んで、ショウガの汁をかけたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「石焼豆腐」の意味・読み・例文・類語

いしやき‐どうふ【石焼豆腐】

〘名〙 豆腐を油でいため焼きにし、大根おろしとしょうゆで食べる料理。焼き豆腐をだしと薄いしょうゆ味でしたて、しょうが汁をかける料理をもいう。江戸時代に、火熱した石の上で豆腐を焼いて、みそのたまりなどをかけて食べたのでこの名がある。〔豆腐百珍(1782)〕

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