石灰沈着(読み)せっかいちんちゃく

世界大百科事典(旧版)内の石灰沈着の言及

【沈着症】より

…自己の物質では,黒色色素のメラニン(そばかす,ほくろ,悪性黒色腫),褐色色素リポフスチンの沈着(萎縮性臓器),血色素(生理的に,あるいは多量の輸血後,血色素が崩壊して,鉄を含む色素が沈着する),胆汁色素(黄疸)がある。石灰沈着は,細胞や組織の変性,壊死にともなっておこるものが多い(老人の軟骨,動脈硬化をおこした血管,古い結核病巣)。血液中の石灰量が異常に増えても,石灰沈着がおきる。…

※「石灰沈着」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」