石油連盟(読み)せきゆれんめい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石油連盟」の意味・わかりやすい解説

石油連盟
せきゆれんめい

石油精製懇談会と石油元売懇話会を統合して 1955年に設立された団体。石油の安定供給の維持と石油業の健全な発展をはかることを目的に,石油精製会社と石油元売会社で組織された。おもな事業内容は,石油に関する知識啓発と普及宣伝,石油業に関する意見発表や内外石油事情に関する調査統計整備,さらには大規模災害に対する対応整備など。これらの事業を,石油流通や税制,環境安全,備蓄,油濁対策などの各種委員会を設置して行ない,業界の発展に寄与している。

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百科事典マイペディア 「石油連盟」の意味・わかりやすい解説

石油連盟【せきゆれんめい】

石油精製懇談会と石油元売懇話会が1955年発展的に解散し,新たに統合したもの。目的は,石油の安定供給を維持し,石油産業の健全な発展を図ること。活動内容は,石油に関する知識の啓蒙および普及宣伝,石油業に関する意見の発表・建議,内外石油事情の調査・研究・統計,会員会社相互の連絡,融和および親睦など。

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