デジタル大辞泉
「石榴」の意味・読み・例文・類語
ざく‐ろ【▽石×榴/×柘×榴】
《「じゃくろ」の直音表記》ミソハギ科の落葉高木。葉は長楕円形。6月ごろ、筒形で多肉質の萼をもつ橙赤色の花をつける。果実は球形で、紫紅色に熟すと裂けて種子が現れる。果実の外種皮を食用に、また樹皮を駆虫薬に用いる。ペルシア地方の原産。せきりゅう。じゃくろ。《季 実=秋 花=夏》「喰はずとも―興ある形かな/太祇」
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せき‐りゅう ‥リウ【石榴】
※
壒嚢鈔(1445‐46)一〇「桃柳石榴
(セキリウ)等の、樹下にして、神供并施餓鬼をせぬは、何そ」
※二人女房(1891‐92)〈
尾崎紅葉〉上「庭の
盆栽棚に咲懸けた
柘榴(セキリウ)の盆栽をまじまじ眺めながら」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
石榴 (ザクロ・ジャクロ;セキリュウ)
学名:Punica granatum
植物。ザクロ科の落葉小高木,園芸植物,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
普及版 字通
「石榴」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報