旺文社世界史事典 三訂版 「石井−ランシング協定」の解説
石井−ランシング協定
いしい−ランシングきょうてい
二十一か条要求以後悪化した日米関係の調整をはかったもの。この協定によりアメリカは,中国における日本の特殊利益(のち,政治的特権の有無で対立)を認めるいっぽう,日米両国で中国の独立と領土保全・門戸開放・機会均等の原則を確認し合った。1922年のワシントン会議における九か国条約の成立により,1923年に廃棄された。
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