知行里(読み)ちぎょうざと

精選版 日本国語大辞典 「知行里」の意味・読み・例文・類語

ちぎょう‐ざと チギャウ‥【知行里】

〘名〙 知行している土地。領有している村里。特に、僧家寺領檀那のことをいう。
浮世草子男色大鑑(1687)三「折から彼山の隠元らしき御法師の、知行里(チキャウサト)の牛飼童子を、無理に拵へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android