知知(読み)しるしる

精選版 日本国語大辞典 「知知」の意味・読み・例文・類語

しる‐しる【知知】

〘副〙 (動詞「しる(知)」の終止形を重ねてできた語で、「知る」という動作反復継続を表わす) 知りつつ。知りながら。
伊勢物語(10C前)四二「昔、をとこ、色好みとしるしる女をあひいへりけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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