知ぬは亭主ばかりなり(読み)しらぬはていしゅばかりなり

精選版 日本国語大辞典 「知ぬは亭主ばかりなり」の意味・読み・例文・類語

しら【知】 ぬ は亭主(ていしゅ)ばかりなり

女房不貞を、周囲の者は皆知っているが、当の亭主だけは気づかないでいること。転じて、当事者だけが知らないで平気でいること。
※雑俳・末摘花(1776‐1801)四「町内でしらぬは亭主斗り也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android