矢答(読み)やごたえ

精選版 日本国語大辞典 「矢答」の意味・読み・例文・類語

や‐ごたえ ‥ごたへ【矢答】

〘名〙
① 矢を射当てた時の手ごたえ。
※就弓馬儀大概聞書(1464)「鹿を射て矢ごたへするには、かほをあふのけてああと矢ごたへをするなり」
③ 弓の競技の時、的の脇にいて、当たり矢の度ごとに采配を振って、合図する役。
※後太平記(1677)三四「墨頭の童子二人眉作金付矢対の役とし、才配取て立並」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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