矢先(読み)ヤサキ

デジタル大辞泉 「矢先」の意味・読み・例文・類語

や‐さき【矢先】

矢の先。やじり。
矢の飛んでくる所。矢おもて。
物事が始まろうとする、ちょうどそのとき。「帰ろうとした矢先に呼ばれる」
ねらう目あて。ねらい。
「―ノコマカナ人」〈日葡
[類語](1矢じり矢の根雁股石鏃/(3折も折折しも折よく折節折から丁度頃しも時しもきわ際してたまたま偶然適時

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android