瞬息(読み)しゅんそく

精選版 日本国語大辞典 「瞬息」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐そく【瞬息】

〘名〙 (一回またたきをし、また、いきをする間の意) わずかの間。瞬間
※若木集(1377頃)大夢「瞬息中経千万劫。槐宮睡熟午陰長」 〔王僧孺‐懴悔礼仏文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「瞬息」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐そく【瞬息】

《1回またたきをし、息をする間の意》わずかの時間。瞬間。「瞬息かん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「瞬息」の読み・字形・画数・意味

【瞬息】しゆんそく

一瞬一呼吸の間。しばし。晋・陶潜〔士の不遇に感ずる賦〕悲しい夫(かな)、形を寓すること百年、而(しか)も息にして已に盡く。~此れ古人の(かみ)を染めて慷(かうがい)し、(しばしば)伸(の)べて已(や)む能はざりし以(ゆゑん)のなり。~に感じて之れを賦す。

字通「瞬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android