精選版 日本国語大辞典 「瞑目」の意味・読み・例文・類語
めい‐もく【瞑目】
〘名〙
① 目を閉じること。目をつむること。仏を念じて一心に祈ったり、考え事にふけったりする時などの動作にいう。
※真愚稿(1422頃か)伊川門雪「雪撲二講帷一凍不レ翻先生瞑目到二黄昏一」 〔晉書‐楊軻伝〕
② 安らかに目をつむって、死ぬこと。安心して死ぬこと。永眠。
※文徳実録‐天安元年(857)九月丁酉「至二於暝目之日一、必従二薄葬之義一」
※一年有半(1901)〈中江兆民〉引〈幸徳秋水〉「我瞑目の後、汝宜しく校訂して」 〔宋史‐韓世忠伝〕
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