眼福（読み）がんぷく

精選版 日本国語大辞典

がん‐ぷく【眼福】

〘名〙 貴重なものや珍しいもの、美しいものなどを見ることのできた幸福。また、そういう幸福に会うこと。目の保養。

※骨董（1926）〈幸田露伴〉「斯様(かう)いふ奇品に面した眼福(ガンプク)を喜び謝したりして帰った」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

がん‐ぷく【眼福】

珍しいもの、美しいものなどを見ることのできた幸せ。目の保養。「眼福にあずかる」

出典　小学館

普及版 字通

【眼福】がんぷく

目の幸。見る喜び。〔春在堂随筆、七〕（江西徐王祠中に）昌黎（韓）のり。～余數十年訪求するも得ざりし、今乃ち之れを得たり。眼に非ずと云ふべからず。

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出典　平凡社「普及版 字通」