真敬入道親王(読み)しんけいにゅうどうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真敬入道親王」の解説

真敬入道親王 しんけいにゅうどうしんのう

1649-1706 江戸時代前期-中期,後水尾天皇の第16皇子。
慶安2年4月24日生まれ。母は新広義門院。明暦4年親王となり,翌年興福寺一乗院の尊覚法親王のもとで得度。寛文5年(1665)興福寺・清水寺別当をかねる。書,狩野(かのう)派の画にすぐれた。宝永3年7月6日死去。58歳。幼称は富宮。俗名は常淳。法名ははじめ信敬。著作に「唯識三十頌錦花」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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