真志喜安座間原第二遺跡(読み)ましきあざまばるだいにいせき

日本歴史地名大系 「真志喜安座間原第二遺跡」の解説

真志喜安座間原第二遺跡
ましきあざまばるだいにいせき

[現在地名]宜野湾市真志喜二丁目

真志喜安座間原第一遺跡の西側約一五〇メートルの地点にある。旧海岸線から直線距離で一八〇メートルほどの標高四―五メートル台の沖積低地微高地に形成され、南側後背にはトゥクルと称する落差一二メートルほどの琉球石灰岩段丘が張出す。一九八五年(昭和六〇年)から八九年(平成元年)にかけて、三次にわたり約一四一〇平方メートルの発掘調査が行われた。遺跡は貝塚時代後期前半の集落と埋葬遺構群からなる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android