相関表(読み)そうかんひょう

精選版 日本国語大辞典 「相関表」の意味・読み・例文・類語

そうかん‐ひょう サウクヮンヘウ【相関表】

〘名〙 相関関係を調べるための表。二つの量x、yがあたえられたとき、それぞれ測定値にいくつかの階級をもうけ、xの測定値の階級とyの測定値の階級との各組み合わせの中に、データがいくつ入るかを平面的に配列して作成する。偶然表。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「相関表」の意味・わかりやすい解説

相関表
そうかんひょう
correlation table

2つの定量的標識の同時分布 (2つ以上の標識の組合せによって得られる度数分布) を表わす度数分布表のこと。2つの定量的項目クロスによって得られる表といってよい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の相関表の言及

【相関】より

…変量X,Y(例えば各個人の身長と体重)の組(X,Y)の観測値(a1,b1),(a2,b2),……,(an,bn)があたえられたとき,これらをxy平面上の点としてプロットした図を相関図という。またX,Yごとに観測値を階級に分類して,各階級の代表値をそれぞれ{x1,x2,……,xn},{y1,y2,……,ym}としたとき,(xi,yj)の度数がfijであったとして,これらを表にまとめたものを相関表という。相関図でXの値が大きくなるとYの値が大きく(小さく)なる傾向があるとき,XYは正(負)の相関にあるという。…

※「相関表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」