相間・合間(読み)あいのま

精選版 日本国語大辞典 「相間・合間」の意味・読み・例文・類語

あい‐の‐ま あひ‥【相間・合間】

〘名〙
① 主要な部屋の間にあってつなぎの役目などをする部屋。
社寺建築拝殿本殿礼堂祠堂(しどう)との間の部屋。権現造りなどに見られる。
③ 柱間寸法が京間(きょうま)田舎間(いなかま)との中間の広さの間。中京間
物事と物事との間。また、仕事がなく暇な時。間(あい)
ブルジョア(1930)〈芹沢光治良〉三「ブーブー風琴をやり出し、其の合の間には、此処から飛んだら愛して呉れるかと繰り返すもの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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