精選版 日本国語大辞典 「相宿」の意味・読み・例文・類語
あい‐やどり あひ‥【相宿】
〘名〙
① =あいずみ(相住)
※後撰(951‐953頃)雑四・一二五〇「わが宿にあひやどりして住む蛙よるになればや物は悲しき〈よみ人しらず〉」
② =あいやど(相宿)
※俳諧・若狐(1652)上「しるもしらぬも参宮の道 不思議にも取あはせたる相宿り」
③ 物陰などに一緒にとどまること。
※光悦本謡曲・右近(1430頃)「しるもしらぬも花の陰に相やとりして」
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