法則の辞典 「相反法則(整数論)」の解説 相反法則【law of reciprocity】 整数論の基本則の一つ.最初オイラーによって帰納的に発見され,後ルジャンドルやガウスによって証明された.「奇数の素数 p,q のうち,少なくとも一つが4n+1の形を有すれば,p は q の二次剰余であり,かつ q が p の二次剰余であるか,あるいは p が q の二次非剰余でかつ q が p の二次非剰余である.p,q がともに4n+3の形ならば,p は q の二次剰余であり,かつ q が p の二次非剰余であるか,あるいは p が q の二次非剰余でかつ q が p の二次剰余である」という定理. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報