直火焼(読み)じかびやき

世界大百科事典(旧版)内の直火焼の言及

【グリル】より

…網焼き料理およびこれに用いる器具のこと。本来はロースト用よりは小さく切った獣鳥肉,魚貝類を炭火やガス火の上に置いた焼網や鉄灸(てつきゆう)にのせて直火(じかび)で焼く方法で,焼色とともに直火焼特有の風味がつくのが特色である。一般には,材料から出る脂が溝に落ちるように作られた溝付きの鉄板で格子模様の焼きめをつけて焼く方法が用いられている。…

【料理】より

…火を使用せずに加熱する新しい方法として出現したのが,マイクロ波を照射する電子レンジである。(1)乾熱 食料を直接火の上にかざす直火焼きは人類最古の加熱法であり,くし焼き,網焼きはその延長上にある。直火焼きでは煙くさくなったり,食料が焦げすぎて燃えたりすることを防止するために,火の上に熱をよく吸収する固体を置き,その上に食物をのせて間接加熱する方法が生まれた。…

※「直火焼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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