目足(読み)めたり

精選版 日本国語大辞典 「目足」の意味・読み・例文・類語

め‐たり【目足】

〘名〙 包銀(つつみぎん)重量不足を補うために入れる丁銀豆板銀などの称。
浄瑠璃三浦大助紅梅靮(1730)二「法に勝れし高利貸金、めたり丁銭八割七割十歩一の口銭かた引き」

もく‐そく【目足】

〘名〙 目と足。最も大事なもの。仏教では「智慧実践」のたとえとしても用いる。
往生要集(984‐985)序「夫往生極楽之教行、濁世末代之目足也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android