精選版 日本国語大辞典 「目覚草」の意味・読み・例文・類語
めざまし‐ぐさ【目覚草】
(「めさましぐさ」とも)
[1] 〘名〙
※万葉(8C後)一二・三〇六一「暁の目不酔草(めさましぐさ)とこれをだに見つついまして吾れを偲はせ」
② 「ちゃ(茶)」の異称。
③ 「タバコ(煙草)②」の異称。
※浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)上「奴に持たせし煙管筒、一服ついでくゆらするめさまし草は」
⑤ 植物「おぎ(荻)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
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