目掛(読み)めがける

精選版 日本国語大辞典 「目掛」の意味・読み・例文・類語

め‐が・ける【目掛】

〘他カ下一〙 めが・く 〘他カ下二〙
① 目をつけてねらう。目標にする。めざす。
風姿花伝(1400‐02頃)二「あひしらひをめがけてこまかに足手を使ひて物頭(ものがしら)を本(ほん)にして働けば」
※勝山記‐天文一五年(1546)「浅さ間のたけの廻りに御陣を御取候。去程にそれを目懸け候」
浮世草子五箇の津余情男(1702)四「誰とても旅はういもの、めがけてたもれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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