盛漆(読み)さかりうるし

精選版 日本国語大辞典 「盛漆」の意味・読み・例文・類語

さかり‐うるし【盛漆】

〘名〙 漆の液をかきとる際、一回目から二〇回目までの間にとった上等の生漆(きうるし)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の盛漆の言及

【ウルシ(漆)】より

…このような作業を辺搔(へんがき)と呼び,合計20~25回行う。採取した漆はとった季節で区別し,初漆(はつうるし)(6月中旬~7月中・下旬),盛漆(さかりうるし)(7月下旬~8月中・下旬),末漆(すえうるし)(9月上旬~下旬)と呼んで,品質表示の目安とする。盛漆の品質が最も良い。…

※「盛漆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android