盗起(読み)ぬすたつ

精選版 日本国語大辞典 「盗起」の意味・読み・例文・類語

ぬす‐た・つ【盗起】

〘自タ四〙 (「ぬすだつ」とも。ぬすみ起つ意) 鷹狩で、鷹に追われた鳥が草の陰などに隠れて、ひそかに飛び立って逃げ去る。
※西園寺鷹百首(14C後‐15C前か)「鳥もはやぬす立ぬらん八草にたもろく見ゆる鷹のふるまひ」

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