盗人を捕らえてみれば我が子なり(読み)ぬすびとをとらえてみればわがこなり

ことわざを知る辞典 の解説

盗人を捕らえてみれば我が子なり

犯人を捕らえてみると我が子で、事態の意外な展開に困惑する。また、問題が生じた原因などを追及した結果身内の者に責任があることがわかり、複雑な心境で困惑することのたとえ。

[使用例] 「盗人を捕らえてみれば、我が師なり」と騒がれたこの事件も、この種のどの事件とも同様に、実際に刑を受けたのは、現場教職員のみで、上層部にまで及ばず[野口孝一*日本橋|1966]

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