普及版 字通 「盂(漢字)」の読み・字形・画数・意味
7画
(異体字)盂
8画
[字訓] みずのみ・わん
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[その他]
[字形] 形声
声符は于(う)。〔説文〕五上に「盂はなり」、次条に「は小盂なり」とあって、椀の類。周初の〔侯盂(えんこうう)〕は自名の器で、水器と考えられる。〔礼記、玉藻〕に、を浴器とする。
[訓義]
1. みずのみ。
2. 水器。
3. わん。
4. ゆあみだらい。
[古辞書の訓]
盂字条参照。
[語系]
・于・(芋)・宇・盂hiuaは同声。ふくよかに大きいものの意がある。
[熟語]
▶・水▶・▶
[下接語]
瓦・盤・覆
盂
8画
(異体字)
7画
[字訓] みずいれ・わん
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[その他]
[字形] 形声
声符は于(う)。〔説文〕五上に「なり」とするが、周初の〔侯盂(えんこうう)〕は自名の器で、水器とみられる。木器のものをという。
[訓義]
1. みずいれ。
2. 飯器、わん、みずのみわん。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕盂 ホトギ・サラ・ツトム 〔立〕盂 アラフ・ハチ・ヒトモリ 〔字鏡集〕盂 ホトキ・ハム・ヒトモリ・サラ・ハチ・サカツキ・イヒノツキ・ツトム
[語系]
盂・・于・(芋)hiuaは同声。ふくよかに大きいものの意がある。盂は器腹のふくらんだ水器。
[熟語]
盂▶・盂鉢▶・盂方▶
[下接語]
一盂・献盂・水盂・凍盂・盃盂・盂・飯盂・盤盂・覆盂・盆盂
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報