皮薄(読み)かわうす

精選版 日本国語大辞典 「皮薄」の意味・読み・例文・類語

かわ‐うす かは‥【皮薄】

〘名〙 (形動)
外皮の薄いこと。また、そのさま。
※雑俳・柳多留‐一二二別(1833)「皮薄にむけと伊せやの銀真桑」
② 肌のきめが細かく、なめらかなこと。また、そのさま。
浮世草子好色一代女(1686)六「うち見には四十余りと人のいふは、皮薄(カワウス)にして小作なる女の徳なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「皮薄」の意味・読み・例文・類語

かわ‐うす〔かは‐〕【皮薄】

[名・形動]
外皮が薄いこと。また、そのさま。
皮膚のきめが細かくて、滑らかなこと。また、そのさま。
「姉のお花は―の二重あごかわゆらしく」〈一葉たけくらべ

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