皮膚ポルフィリン症の検査(読み)ひふぽるふぃりんしょうのけんさ

家庭医学館 の解説

ひふぽるふぃりんしょうのけんさ【皮膚ポルフィリン症の検査】

 晩発性(ばんぱつせい)皮膚ポルフィリン症では、尿中のウロポルフィリンが著しく増え、コプロポルフィリンも増加します。また、肝機能検査結果も悪くなり、肝臓細胞を検査すると、ポルフィリン体が肝細胞に沈着しているのがわかります。
 なお、光線の最大吸収波長を290nm(ナノメートル)(29mmの10万分の1。可視光線の波長域より紫外線に近い)とする光線過敏をおこします。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android