皮算用(読み)カワザンヨウ

デジタル大辞泉 「皮算用」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ざんよう〔かは‐〕【皮算用】

《ことわざ「取らぬたぬきの皮算用」から》物事がまだ実現しないうちから、それを当てにしてあれこれ計画を立てること。
[類語]見積もり目算胸算用推計積もり懐勘定懐具合

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皮算用」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ざんよう かは‥【皮算用】

〘名〙 (「取らぬ狸(たぬき)の皮算用」の略) 物事がまだ実現しない前から、あれこれあてにして計算すること。
真理の春(1930)〈細田民樹手形手品師国家資本と合流する大儲けの皮算用(カハザンニョウ)をやりながら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android