皮下注射(読み)ヒカチュウシャ

デジタル大辞泉 「皮下注射」の意味・読み・例文・類語

ひか‐ちゅうしゃ【皮下注射】

注射器薬液を皮下組織内に注入すること。

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精選版 日本国語大辞典 「皮下注射」の意味・読み・例文・類語

ひか‐ちゅうしゃ【皮下注射】

〘名〙 薬液やワクチン類を皮膚筋肉の間にある皮下組織内に注射する方法。注入した薬はリンパ管毛細血管を通じて吸収される。
※新精眼科全書(1867)三「眼瞼の皮下注射法大に効あることあり」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「皮下注射」の意味・わかりやすい解説

皮下注射
ひかちゅうしゃ

注射

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栄養・生化学辞典 「皮下注射」の解説

皮下注射

 皮下結合組織内に注射する方法.

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世界大百科事典(旧版)内の皮下注射の言及

【注射】より


[注射の歴史]
 従来,注射器を発明したのはフランスのプラバCharles Gabriel Pravaz(1791‐1853)とされ,注射器はその名を冠してプラバッツ注射器と呼ばれてきた。しかしプラバは実験動物の脈管内にものを入れただけで,器具も皮下注射器ではなかったようである。実際に初めて注射を行ったのは1853年イギリスのウッドAlexander Wood(1817‐87)とするのが通説のようである。…

※「皮下注射」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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