皇服茶(読み)こうふくちゃ

世界大百科事典(旧版)内の皇服茶の言及

【六波羅蜜寺】より

…近世には寺領70石,智積(ちしやく)院末寺となり,寺域も広く,1363年(正平18∥貞治2)建立の本堂(重要文化財)のほか,開山堂,地蔵堂,不動堂,子院などがあった。年中行事として,若水で茶をわかし梅干しと結昆布を入れて参詣者に授ける元旦の皇服茶,節分会の六斎念仏と山伏の柴灯護摩,8月の8~10日に本堂内にともされる万灯会などが有名で,境内は多くの参詣者でにぎわう。空也が951年(天暦5)造像したと伝える本尊十一面観音像,口から6体の小さな阿弥陀仏を出す空也上人像(鎌倉時代)など重要文化財指定の仏像も多い。…

※「皇服茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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