皆紅の扇(読み)ミナグレナイノオウギ

デジタル大辞泉 「皆紅の扇」の意味・読み・例文・類語

みなぐれない‐の‐おうぎ〔みなぐれなゐ‐あふぎ〕【皆紅の扇】

地紙全体が紅色の扇。
「―の日いだしたるを」〈平家一一

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皆紅の扇」の意味・読み・例文・類語

みなぐれない【皆紅】 の 扇(おうぎ)

地紙全体が紅色の扇。
※平家(13C前)一一「柳のいつつぎぬに、紅のはかまきて、みな紅の扇の日いだしたるを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android