皆空(読み)かいくう

精選版 日本国語大辞典 「皆空」の意味・読み・例文・類語

かい‐くう【皆空】

〘名〙 すべてのものはみな因縁によって生じたもので、実体や我体といえるものはなく、むなしいものだということ。諸法皆空
※百座法談(1110)閏七月一一日「一切皆空の旨を説きて諸ろの罪をのぞき」 〔般若心経

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