百王鎮護の伽藍(読み)ヒャクオウチンゴノガラン

デジタル大辞泉 「百王鎮護の伽藍」の意味・読み・例文・類語

ひゃくおうちんご‐の‐がらん〔ヒヤクワウチンゴ‐〕【百王鎮護の伽藍】

《永遠に国を鎮め守護する道場の意》延暦寺のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百王鎮護の伽藍」の意味・読み・例文・類語

ひゃくおう【百王】 鎮護(ちんご)の伽藍(がらん)

永遠に王家の乱を鎮め国を守護する道場の意。延暦寺をさしていう。
太平記(14C後)一四「桓武皇帝の御宇に、〈略〉百王鎮護(チンゴ)伽藍(ガラン)を立られ候しより以来」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android